皮膚燃焼系薬湯に悶えた末に最高の外気浴スペースでととのう #16_よしかわ天然温泉ゆあみ（埼玉県吉川市）※2023年1月31日閉館予定

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お友達にご紹介いただくまで存在すら知りえなかった･･･知ってよかった、
埼玉県吉川市のよしかわ天然温泉ゆあみさんにお邪魔してきました！

施設レポート

GoogleMapちゃんにお世話になりながら吉川駅よりてくてく。
ありました！ゆあみさん！

・・・と、「なまず足湯」？？
入り口にも、なまずの石像が。いつも通り敢えてあまり下調べせずにいったのですが、このなまずの所以は

（埼玉県吉川市は）元々は対岸は千葉県流山市となる江戸川や利根川水系の中川など舟運で賑わう江戸幕府直轄の天領地で、なまず料理が有名。
よしかわ天然温泉ゆあみ（埼玉県吉川市） – ぽかなび.jp東京近郊版 – 日帰り温泉･スーパー銭湯･岩盤浴 (pokanavi.jp)

だそう。
この外の足湯だけでなく、中のレストランにもナマズの天丼(!!?)があったり、グッズのキャラクターもナマズでした！

すごいナマズっぷり。

足湯を利用されていたお客さんもいらっしゃいましたが、わたしは今回はガッツリ入浴するので通過させていただき、早速入館！

※ゆあみさんは、男女側が1日ずつの入替制です。
今回わたしは「のれん左側（手前側）偶数日→男性　奇数日→女性」を利用しましたのでこちらのレポートとなります。

お風呂＜2F＞

これです、、これ。
「薬湯がやばい」だけが、唯一のわたしが持っていた事前情報。

とはいえ、東名厚木健康センター、草加健康センターさんの2店舗を擁する湯乃泉グループの「〇〇ピリ湯」、効仙薬湯に日頃から入り慣れている（そして個人的にですが、そない痛くならず普通の湯舟として入れる）ので、

「いや、いけるでしょ･･･全然」
と思ってました。

思ってました。

入る前は。

～カルチャーショック薬湯との思い出回想～

まずは洗い場で身を清める。
『年末に差し掛かっているとはいえ平日昼間なのに、すごい人数の埼玉マダムが２Fにいらっしゃるなぁ』
とは思っていたのです。

すると、スタッフさんがおもむろにお盆に乗せた炊き出しのような物体を配布し始める。

『え、入浴しながらなんか食べるんかここ・・・？
”外から中から温まりましょう”的なことか？』

と思いながら、なんともないフリしてその炊き出し器を受け取る。

受け取ったブツの中身ですが、
はじめましての第一印象

ダルカレーです。

いや、

炊き出しの、ダルカレー。

※ダルカレーってなんぞや？という方はこちらをドゾ

『・・・か、カレー配られたぞ・・・(震え』
　
と、その後の対処に思いを巡らせていたところ、
きっととんでもなく眉間に皺を寄せていたのでしょう。わたし。

配布してくださったスタッフさんが戻ってきて「使い方わかりますか？」と。
言葉をまだ覚えていない子供のように、炊き出しダルカレー(仮)を手に持ち、開いた口が塞がらないまま首を力強く横に振ったところ、優しく教えてくれました。

「そこにある”智光薬湯”の原液です」と。

G E N – E K I・・・

カレーじゃなかった・・・

「身体に塗ってもらって、そのまま流さずにあの薬湯に入ってください」

とのこと。

なるほど・・・・！
思い返せば、各所に貼ってあったこの案内。

偶然偶然、わたしが洗い場にいたのがぴったり11:30でした・・・
ほんとに偶然居合わせた、1日1回限定のサービスだったようです。
平日昼間なのに埼玉マダムたちで２F浴室だけごった返してたのもこれだった。

狙ってもいないのにこの大イベントに遭遇。
謎強運の持ち主。（今年もなんかいいことありそうです）

いざ、見様見真似で、配られた薬湯原液を全身に塗り込み、マダムたちでひしめき合う湯舟へGO!

入りたて：うん、行ける

1分経過：ぽかぽかする～

3分経過：･･･ピリピリするなぁ

4分経過：え、痛･･･い？

5分経過：痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いit

＼5分でギブアップ／

なんのこっちゃわからず、良かれと思ってなんとなく薬湯原液(つぶつぶダルカレー)を刷り込んだせいもあり、恐らく全身に細かい傷ができていて、そのすべてから皮膚を攻撃してくる薬湯･･･

こちら、「ボディスクラブ♪」とか女子力高いっぽいこと考えて擦っちゃいけません。
乗せましょう。擦らず、乗せよう。

そして原液塗ってもいないはずの粘膜なんてもう、とんでもないことに･･･

尚、薬湯ご利用時に皮膚や粘膜の薄いところがピリピリする場合がございますが、安心してご入浴ください。昔より「身体の悪いところや使いすぎているところがピリピリする」という言い伝えもございます。
施設に設置・配布されている「智光薬湯の楽しみ方」説明書より

と言われても、心理的安全をはるかに超えたピリつきは存在すると思います！！よ！！？（急に怒る）
まさに命の危機を感じるピリつき･･･😭

すごい

ひたすらすごい

とんでもないものを経験しました・・・。

総じて、1度経験した身からのアドバイスとして、

・せっかくなので予定が合えば11:30に2F浴室へ赴き、配給を受ける
・薬湯を塗るときには擦るな・ダメ・ゼッタイ

以上です。

すごかった・・・本当にすごかった。
ぜひとも薬湯好きの方には一度体験していただきたいスペシャルな薬湯でした！

お風呂＜3F＞

薬湯でカルチャーショックを受け、燃えたぎる皮膚を少し落ち着かせてから３Fへ！
3Fはサウナだけでなく、お風呂がとっても豊富！
水風呂を除いても内湯で４つ、露天に２つのお風呂があります。

どれも広々としていて、多少混んでいたとしてもゆっくりできる広さ。たまらん･･･

サウナ

ゆあみにはサウナ室が２つ！

■ドライサウナ
キャパ10数名程度、テレビあり、のドライサウナ

■よもぎ蒸し(スチーム)サウナ
キャパ5名程度、テレビなし、ホワイトアウト寸前レベルのヨモギのいい香り漂うスチームサウナ

ここで、また初訪問した私から僭越ながらアドバイス･･･
・11:30に薬湯に入り、その足で(かけ湯をしたとしても)そのままサウナに入るな、死ぬぞ

見事にわたくし、これをやってしまい･･･
もちろん、２F洗い場で身体を洗い流し、３Fに上がってからもかけ湯をして、薬湯を完璧なまでに落としてからドライサウナに入ったのですが、一度落ち着かせたはずの全身のピリつきが見事なまでに大☆復☆活。
92℃、そこまで強烈ではなくどちらかというと普通～少しだけ熱めサウナなはずが、皮膚にしみついた薬湯の呪いのせいで5分といられない状況に。

２Fの薬湯を楽しんだ後は、かなりしっかりと休憩をとるか、3Fの湯舟をゆっくー－－りと堪能してからサウナに挑むことをお勧めします😇

水風呂

薬湯のピリピリを引きずったままのサウナで十分汗をかき、かけ湯をしたらこちらの水風呂へ！
温度はこの日、17℃前後。広さも適度な深さもあり、「すごくバランスのよい水風呂」。

外気浴スぺース

すごくよかったのが、露天の源泉の奥にあるこの開放的な外気浴スペース！！
ベッドが2台、後ろにととのい椅子が3つと、蛇口＆桶もちゃんと設置されています。

竹でできたしっかり高めの目隠しがあるにもかかわらず、閉塞感がなくとっても開放的。
この日はお天気にも恵まれたので、ベッドに横たわりながら広い空を眺め、ここちよい風を感じながらととのう･･･。

最高のサ活になりました！

お食事処

お風呂の出入り口からエレベータで４Fへ。

薬湯体験でハラハラドキドキビックリの脳内大騒ぎアドベンチャー繰り広げてたらお腹空いたので館内お食事処、「五ッ平太」へ。

演目のある日は、実際にここで観劇もできるようです。→詳しくはこちら

比較的お値段もリーズナブルで、メニューがとても豊富！
個人的に嬉しかったのは、「ミニ丼」があったこと･･･
おつまみ＋お酒のあとに1人前の丼ものとかはさすがに食べれないので、助かる…！
（の割にしっかりデザートまでいただいている）

情報・アクセス

✅営業時間：10:00~23:00
　（最終受付22:30）
✅料金：
　■平日
　一般大人：1000円
　夜風呂一般大人：650円
　こども：350円
　■土日
　一般大人：1100円
　夜風呂一般大人：700円
　こども：450円
　※夜風呂21:00～

　※レンタル品
　タオル（小）：60円
　バスタオル：120円
　館内着：300円
　上記3点セット：400円　

✅アクセス：公式サイト
〒342-0041 埼玉県吉川市保1-14-5
JR武蔵野線吉川駅より徒歩3分

また行く？レポート＆感想

★★★★★　閉館までにもう一度イキタイ！

改めて、こちらの施設、残念ながら2023年1月31日に閉館となってしまいます。

「閉館してしまうから･･･」とかでなく、お風呂もサウナも外気浴も、加えてお食事処も個人的にすごくドンピシャ好みだったので★５つ！
改めてこんな素敵な施設が閉館になってしまうのは寂しい限り･･･。

行きたいところにはすぐ行く、会いたい人にはすぐ会いに行く、推しは推せるときに推せ
を改めて心に誓ったサ活でした。

ありがとうございました！！1月中にまたお伺いします🙏🏻✨